続きの一日一絵本(#373〜379)

6月ですね。

目の前のことを、ひとつずつ。

みなさまにとっても、楽しい月になりますように!

続きの#一日一絵本
4/24〜5/14に読んだ絵本です。


#373『しずかに!ここは どうぶつの としょかんです』
(ドン・フリーマン なかがわちひろ/ 訳
BL出版)

どうぶつたちも本を読みたいかも。
図書館で思うカリーナ。すると…。
柔らかなタッチの動物たちが好き。
色遣いも表情も!


#374『リジーと雲』
(テリー・ファン&エリック・ファン/ 作
増子久美/ 訳 化学同人)

公園で雲うりの雲を買ったリジー。
「おせわのしかた」を見て大切に
一緒に暮らします。
雲のミロはもくもく大きくなって…。
”そのとき”を知ること。
リジーの言葉が優しい。

大好きなおはなし。心にじんわりきます。
色の使い方や、余韻が素敵。
雲うりの雲、淡い虹、花、空の色。
街角を歩く冬のおさんぽの絵が、
特に好き。

雲うりを見たら、ベトナムの風船売りを
懐かしく思い出しました。
風船の大きな束が歩いているような、
足しか見えない風船売り。




#375『どのはな いちばん すきな はな?』
(いしげまりこ/ ぶん わきさかかつじ/ え
福音館書店)

色が花が、ぱーんと目に飛び込んできます。
オノマトペのリズムが、のびやかで
軽やかで。
咲くってこういうことだ。
ただただ楽しくひらくこと。


#376『ゆめぎんこう
おじいちゃんのおともだち』
(コンドウ アキ 白泉社)

ぺんぺんともぐもぐのお店、ゆめぎんこう。
今日の買い取りはおじいちゃんのおともだち
の家へ。ゆめのアメ、おじいちゃんの宝物…
優しい気持ちになる絵本。

見返しもかわいいです。
ガラス瓶に入ったゆめのアメが好き。
おじいちゃんのおともだち、
ペリーさんの言葉も好き。


#377『はるのごほうび』
(内田麟太郎/ 作 村上康成/ 絵
すずき出版)

はる。ブタも、ネコさんも、カエルさんも…
そらにうかんでいるのはどうして?
こいのぼりさんが教えてくれます。
おっとり、ぷかりが楽しい絵本。
みんな気持ちよさそう。どれ私たちも。


#378『ちいさなふたりのいえさがし』
(たかおゆうこ 福音館書店)

くるみの家がこわれてしまった、
おじいさんとおばあさん。
新しい家を探しに出かけます。
いろんな実、新しい生活。
その時々を楽しむふたりが素敵。
きれいな色にもワクワク。


#379『おかあさんはね』
(エイミー・クラウス・ローゼンタール/ 文
トム・リヒテンヘルド/ 絵
高橋久美子/ 訳 マイクロマガジン社)

おかあさんのねがいごと、ひとつひとつに
無限の愛が詰まっていて。泣きそうになる。
全部自分に向けられているようで。

チャットモンチーのドラマー、
高橋久美子さんの翻訳です。
ことばが心にすっと入ってきます。
とても素敵。


Twitter @airimikaで
絵本ツイートをしています。