続きの一日一絵本(#451〜455)

続きの#一日一絵本
7/24〜8/20に読んだ絵本です。


#451『夏がきた』
(羽尻利門 あすなろ書房)

あぁ、夏ってこうだった、と
思い出させてくれる絵本。
”ことしも あえた なつの おと”
今もあるけれど、思い出とともに
記憶の中にもあるおと。
うみびらき、手持ち花火。
子どもにとっての夏は、こんな夏がいい。


#452『あつい あつい』
(垂石眞子 福音館書店)

表紙の このこに シンパシー。
あついあついと歩いていると、ひかげが。
”ああ すずしい” でも、そのひかげは?!
みんなの表情にシンパシー。
行き着く先の爽快感がたまりません。
目も耳も涼しくて好き。


#453『トドにおとどけ』
(大塚健太/ 作 かのうかりん/ 絵
パイ・インターナショナル)

シロクマさんに頼まれたカモメさん。
誕生日ケーキをトドさんにおとどけ。
が、でてくる だれかは 似てるけどちがう。
とぼけた表情がかわいい絵、ラストも大好き!


#454『ひき石と24丁のとうふ』
(大西暢夫 アリス館)

岩手の山の中。
90歳をこえたミナさんの手作り豆腐。
山の湧き水を使って、たったひとりで。
お豆腐も道具も、ミナさんの手も
柔和な笑顔もなんて美しいのだろう。
ただ真摯に向き合う魂の美しさ。


#455『ぼくのひみつのともだち』
(フレヤ・ブラックウッド/ 作
椎名かおる/ 文 あすなろ書房)

見返しから広がる緑の木々。
言葉少なに展開するけれど、
絵を見ればわかる。”ぼく”の気持ち。
どのシーンも印象的。
自分の周りにも起きてほしい奇跡。


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