一日一絵本(#169〜175)

秋分の日。
てんびん座のわたしは、
誕生月の始まりなのだそう。
毎年、ちょっと節目を感じる日です。

#一日一絵本
9/16〜9/22に読んだ絵本です。


#169『ヨルとよる』
(あさのますみ/ 作 よしむらめぐ/ 絵
教育画劇)

外に出たことがないヨル。
家で暮らしたことがないネズミ。
お互いの夜を案内します。
ドキドキして、びっくりして、うれしくなって。
純粋で優しく温かい物語。
夜の風景はいつも特別。


#170『リゼッテうそをつきにいく』
(カタリーナ・ヴァルクス ふしみみさを/ 訳
クレヨンハウス)

「これから うそを つきに いかない?」
快活なリゼッテ。トカゲのボビ。
ふたりのうそは。
思いつきって楽しい!巻き込まれてみることも。


#171『poco a poco ちいさなむしたちの
おおきないっぽ』(つちやみずき ポエムピース)

どんぐりみたいにコロンとしたむしたちの、
優しい語り。かわいいフォルムに癒やされます。
心をゆるめて勇気をくれる言葉たち。


#172『くまさんおでかけ』
(なかがわりえこ/ ぶん なかがわそうや/ え
福音館書店)

ひとりでおでかけ。目の前にあるもの、
起こること、じっと見て思う。覚える。
リズムと絵がかわいい。
さりげないけど心にじんわり。
こうして成長するんだね。


#173『おふくさんのおふくわけ』
(服部美法 大日本図書)

腹ぺこの荒々しい鬼。12人のおふくさんたちは
”へいきの へっちゃら”
鬼もまきこんで、おいしいものを作ります。
みんなの表情が楽しい!
これ母がよく作ってくれました。懐かしい。

さつまいも入りのおにまんじゅう
(蒸しパン)です。おふくさんレシピつき。
おふくさんたちの、旧暦の月の名前も
かわいいです。


#174『ぐるぐるちゃん』
(長江 青 福音館書店)

子りすのぐるぐるちゃん。
おかあさんと一緒にどんぐりひろい。
ページいっぱい秋の色。
ページいっぱい、あったかい母子の様子。
”ほっぺ ぽっこり ぷくん ぷくん”
耳に心地よい音も、いっぱいです。


#175『ピヤキのママ』
(ペク・ヒナ 長谷川義史/ 訳 ブロンズ新社)

ふだつきのワル、ニャンイ。
とりごやのたまごを食べたら……。

母性の目覚め。ピヤキのために!が可愛くて。
不器用な感じが愛おしい。
二色の色遣いが沁みます。裏見返しのあたたかさ。