一日一絵本(#358〜365)

絵本テキストを書きたくて
勉強のために始めた #一日一絵本。
一年毎日読めました!!
見てくださって、ありがとうございます。

気にかけていただけることが
とてもうれしく、励みになりました。
365冊分書いたなんて、自分でもびっくりです。

この先は、新しいペースで。
「続きの #一日一絵本」という感じにして
ゆっくり、読了1000冊を目指したいと思います。

今、365冊+タイトルをメモした読了101冊
=466冊です。

これからも、どうぞおつきあいくださいね。

#一日一絵本
3/24〜3/31に読んだ絵本です。


#358『ことりのメル おっこちる』
(コーリー・R・テイバー/ さく
よしい かずみ/ やく 化学同人)

ママのお出かけ中に飛んでみる決心をした
メル。きょうだいたちは心配顔。
「いってきます!」
同じ木の仲間たちは大慌て。
絵も仕掛けも素敵。

しかけ絵本ではないのですが、
縦開きが楽しい展開に。


#359『いっぴきおおかみとおほしさま』
(まつむらまいこ 小学館)

ひとりでも平気だった、おおかみ。
ある夜、おほしさまと出会います。
星座の中にいるおほしさまの願いは…。
思う誰かの存在が心を温める。
青い夜が優しく広がる物語。


#360『さくらがさくと』
(とうごう なりさ 福音館書店)

街路樹の脇を歩く人々。
桜並木の定点観測。
芽吹きから葉桜へ。見上げる桜がきれい。
桜は桜の時間を、人は人の時間を進む。
でも、ともにある日常。
愛おしむ作者の思いも伝わってきます。

鳥たちや、さくらまつりの様子も
楽しいです。


#361『てんてんきょうだい』
(山田慶太/ 文 田口麻由/ 絵
ポプラ社)

「てんてん」つけるのだいすき、
てんてんきょうだい。
「おどうど〜」「にいぢゃ〜ん」
声に出して読む楽しさといったら!
(結構難しいの)
二人の会話が最高。あ〜だのじい。


#362『どなたでもどうぞ!
バレンタインさんのホテルのおはなし』
(サム・シャーランド/ さく
ふくもとゆきこ/ やく BL出版)

困っているトラを泊めてあげたふたり。
ところが…。
柔軟に心を尽くす母娘が素敵。
居心地がよくて、表情も色彩も魅力的。

くつろぐ動物たちを見ているだけでも
楽しい気持ちに。
お世話係・娘のエルシーの頼もしいこと!
見返しと裏見返しも見どころです。


#363『パッポー』
(北村 人 ポプラ社)

”カッチコッチ カッチコッチ ポーン”
でてくるのは、だれかな?
ポップな色のかわいい絵本。
ためて、とびだす!リズムが楽しい。
振り子の音にワクワク。
ちょっとゆるめなどうぶつたちが、
ほのぼのかわいいです。


#364『そりゃあもう いいひだったよ』
(荒井良二 小学館)

はじめて手紙をもらった、ぬいぐるみのクマ。
うれしくって出かけていきます。
素直に喜ぶ彼がいい。
小さなことだって、心が動いたら、
うれしくなったら、そりゃあもう いいひ。

最初のほうの言葉で、もう胸がきゅんとしました。
さりげないけど、心に響く言葉、気持ち。
こういうフレーズに出合うと、
もう好きになっているんですよね。
あぁ、いいなぁって、うれしくなります。


#365『ぐりとぐらのおきゃくさま』
(なかがわりえこ/ さく
やまわきゆりこ/ え 福音館書店)

雪の森で大きなあしあとを見つけた
ぐりとぐら。あとをつけていくと…。
お家の様子、やきたてのケーキ。
甘い匂いに包まれるおはなし。
大好き!

クリスマスのおはなしですが、
365冊目はこの絵本と決めていました。
子どもの頃にプレゼントしてもらった
思い出の絵本。久しぶりに開いたら、
すべてのページが懐かしくて。
記憶の中にちゃんとありました。
最後のシーンが特に好きです。

誕生日に母が焼いてくれたケーキの味も
思い出しました。


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