夏の花火

立秋なんですね。

夏って本当に短い。

が、我が家の夏休みは、思いきりこれからです。

夜、Sちゃと待ち合わせて地元の花火大会へ。

下駄をころころ鳴らして行きました。

(浴衣着る時間なく、海ワンピ。まぁいいかと、せめて下駄。)

混雑覚悟の花火見物は、何年ぶりかも思い出せない。

ニッポンの夏といえば、花火。



夜空の高みに上っていって、ぱぁっと咲く。

ドーン とカラダに響く音。

上っていく道筋まで眩しく見えるものや

音もなくいきなり大輪の花を咲かせるもの。

ストロボのように発光したり、手裏剣に見える火花を散らしたり

柳のようにはかなくはらーっと残像を残して消えていったり。

色とりどりも好きだけど

オレンジの火花そのものの色も好き。白っぽいのも好き。

あまりにバリエーションがあって驚く。大玉はやっぱりいいね。

花火師の心意気も感じる。

(どういう風に火薬を詰めたらそうなるのか聞きたい)

最後のは、これでどやっ!という、まさに花火の競演で

圧巻でした。眼カメラに収めたよ。

夜風が心地良く肌を撫でます。

アスファルトに座ったら、ほんのり暖かくて気持ちいい。

いい花火日和、だよね。

今夜は花火大会のピークで、各地の夜空で20万発ほども

打ち上がるのだって。



「花火を見るとさ、夏が終わる感じがするよね」

近くで女の子の声がした。

まだまだ夏は続くけれど、そうかな、そうかもね って

心で答えた。

暦の上では、今日から秋。

よくできてる。

↑写メで撮ると小さい。実物は、もっとすごーく大きいの。