最強のふたり

『最強のふたり』観ました。

事故で首から下が麻痺した大富豪フィリップと

彼を介護するスラムの黒人青年ドリスの、実際にあった物語。

声をあげて笑ってしまった。

主役のふたりの表情がすごくいい。

あの二人しかありえないと思わせる配役。

他の役者さん達も存在感があって魅力的です。

社会的背景もしっかり描かれていて

フランス映画なのにテンポが良く、カットの切り替えが上手い。

今年は、映画はそんなに観ていないけれど

『ソウル・サーファー』『最強のふたり』

どちらも記憶に残る映画になりました。

黒人ドリスの無邪気さがフィリップを和ませます。

観ている私達をも。

私が一番笑ったのは、オペラを観たドリスの素直すぎる反応(笑)



どんなことにも”かくあるべき”なんて必要ないんだね。

心に温かさと思いやりがあれば、人に対して誠実であれば

気持ちは伝わる。

もっと自由でいいんだと思う。

もう一度観てもいいなぁ。

オススメです。