花びらを風に乗せる

散った花びらが、道の片隅を

ピンク色に染めるのが好きなのです。

積もった薄い花びらをそっとすくって

もう一度風に乗せるのも。

↑スミレの中に。柔らかな葉っぱの中に。路地の隅っこに。

また一年後と思うと、何度も見上げてしまうね。

↑最後の白木蓮。   ↑花束みたいなつぼみ。