舟を編む

観てきました。

面白かった。

松田龍平演じる馬締(まじめ)くんが良くて

オダギリジョーの西岡も良くて

他の役者さんもみんないいです。

大家さんのタキさんに

「辞書作りってのは、言葉の仕事じゃないの?

だったら言葉を使わないと。頑張って喋んなきゃ。」

と言われたマジメ馬締くんの翌日の行動…(笑)。

彼の仕草には、何度も声を立てて笑ってしまいました。

鉛筆で字を書く音、

夜、黒電話が鳴る音、

振り子時計の音…

久しぶりに聞いた懐かしい音もたくさんありました。

新進気鋭の石井裕也監督、

私は、こういう余白のある映画、好きです。

日常の中にある時間の流れ。

静かなのだけど、情熱溢れる映画でした。

それは、登場人物の誰もが持っていた。

↑ 淡い水色がきれい ↑ ヘビイチゴ