一日一絵本(#281〜287)

冬は窓辺の陽の入り方が好き。

晴れていても、空気は冷たいですね。
暖かくしてお過ごしくださいね。

#一日一絵本
1/6〜12に読んだ絵本です。


#281『うさぎが そらを なめました』
(あまんきみこ/ 作 黒井 健/ 絵
フレーベル館)

えりこが忘れた、そらいろのハンカチ。
野原に探しに行くと……こうさぎが3匹。
「へえ、これが そらかあ。」
あぁ、なんて可愛いの。優しい物語が大好き。


#282『おばあちゃんのななくさがゆ』
(野村たかあき 佼成出版社)

おばあちゃんに教わるななくさがゆ。
どうして?いつから?作り方は?
おばあちゃんと一緒に、ななくさ探しにも
出かけるきりちゃんたち。
”ちからをもらう”っていい表現。


#283『ベルナルさんの ぼうし』
(いまい あやの BL出版)

ひとりぼっちのベルナルさん。ある日キツツキが
お気に入りのぼうしに巣を作って…。
ベルナルさんの心情が心に沁みてくる、
素敵な絵。そこに心が飛んでいく。
見返しも裏見返しも好き。


#284『きょうというひ』
(荒井良二 BL出版)

夜に雪が降って、まぶしい朝。
色がとてもきれいであたたかい。
少女の後ろ姿に決意がにじんでる。
ひとつひとつのロウソクのあかり。
思いや願いや…消えないように守りたい
大切なもの。静けさの中の言葉。


#285『まよいみちこさん』
(もとしたいづみ/ 作 田中六大/ 絵
小峰書店)

みちこさんは、まるみさんの家へ。
地図を片手に。道に迷う時って、
たいてい最初から違ってる。
なのに妙に確信があったりして。
見慣れぬ世界に迷いこむ楽しさと…
ドキドキ。


#286『めをさませ』
(五味太郎 絵本館)

みかづきの先っぽでうっとりねてた
フクロウが、おちて…おちて…
まだまだおちて…!
縦開きの絵本。表情と冒頭の2見開きで
心掴まれました。
いろいろ解釈もできそう。
でもこのまま素直に楽しみたい。
色も好き。


#287『ちいさい おねえちゃん』
(いとう みく/ 作 えがしら みちこ/ 絵
岩崎書店)

弟が生まれて、赤ちゃん返りのとっこちゃん。
ある日、ママとふたりでお出かけ。
先生やパパ、みんなの連携で、笑顔になれる。
気持ちを伝える時間の温かさ。

透明水彩のみずみずしい絵と、会話メインの
文章で描かれるおはなし。
とっこちゃんに自分を重ねて子どもの頃を
思い出したり、ママの気持ちに共感したり。
感じることがたくさん。


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