場面緘黙(かんもく)

場面緘黙シンポジウム@お茶の水女子大学 に行ってきました。

このMIKA(HPの愛称です)では、書いたこともあるけれど

私、幼稚園の2年間と小学1年の途中まで

園や学校では、話すことができなかったのです。

それが、”場面緘黙(かんもく)”だったのだと

この夏に知りました。

ちゃんと知りたくて。何か自分にできることが

あるかもしれない。

経験や思いを共有できる人達との新しい出会いになりました。



家の中ではよくおしゃべりするのに、園や学校では、まったく話ができない場合や

ほとんどお話できない状態を場面緘黙と呼ぶそうです。

個人差がとても大きく、症状の程度はさまざま。

私は2年と数ヶ月だったけれど、大人になってもずっと話せないケースもあります。



私が話せるようになったきっかけは、クラスに転校生が来たこと。

担任の先生が、「同じ方角だから、一緒に帰ってあげてね」と私に言ったのでした。

ずっと話せずにいると、注目を浴びてしまうのが怖くて、

もう声を出すことができなくなるのです。

でもね、その日の私は思いました。

『今日来たこの子はまだ、私が”喋らない子”だってことを知らない。

声を出しても大丈夫』

ありったけの勇気をふりしぼって、チャンスの神様の前髪を全力でつかんだのは

あの時が初めてだったと思います。

通学路のわかれ道で「今日遊べる?」って聞いた。

OKの返事がうれしくて、走って帰宅するなり母に報告したことを覚えてます。

あの日の心臓の鼓動や、緊張や、飛び上がるほどの嬉しさは、一生忘れない。

初めて自分で作った友達。今もずっと親友です。



だから、今同じ状態にいる子供たちがチカラを溜めて、勇気を出す姿を

見てみたいなと思います。

一歩踏み出す背中に手を添えてあげられたら。

来年は、そういう活動をしたいと思っています。






↑クラスにそんな子がいたら読んであげてほしいです。

『なっちゃんの声 学校で話せない子どもたちの理解のために』