一日一絵本(#8〜14)

一日一絵本。
4/8〜14に読んだ絵本です。

朝に感性のスイッチが入る感じが
気に入ってます。
心豊かに始まる一日。


#8『あおくんときいろちゃん』
(レオ・レオーニ/作 藤田圭雄/訳 至光社)

単純な形が、色が、ストレートに表情や
気持ちや情景になって豊かに広がっていく。

今はウクライナの色に思えました。
子どもたちが笑顔でいられますように。
大好きな場所で。


#9『うさぎじかん』(刀根里衣 NHK出版)

刀根里衣さんの絵は、心に降り積もる色。
ページをめくるたび、澄んだ色彩に
目を奪われます。季節の中のうさぎたち。
マイペースな「うさぎじかん」
肩の力がふっと抜けます。心に留まる言葉が
毎回きっと違うはず。


#10『あつかったら ぬげばいい』
(ヨシタケシンスケ 白泉社)

急に暑くなって思い出した一冊。
まずタイトルが好き。口ずさんでしまうほど。
ゆるくて素敵なアイデアにあふれてる。

そうだよね、あつかったらぬげばいい!


#11『ふたりは ともだち』
(アーノルド・ローベル/作 三木 卓/訳
文化出版局)

”きみが 見ているのは
4月の すきとおった
あたたかい ひかりなんだぜ。”

懐かしい表紙。昭和感。
かえるくんとがまくんの無邪気なやりとり。
声をたてて笑う月曜の朝。


#12『くまの楽器店』
(安房直子/作 こみねゆら/絵 小学館)

大好きな安房直子さんの文章に、
こみねゆらさんの絵の洗練された愛らしさ。
(さむがりうさぎの服装が好き。)

「ふしぎや」で私は何を買うのかな。
楽器のひとつひとつも楽しく眺めました。


#13『くるみのなかには』
(たかおゆうこ 講談社)

昔リスを飼っていて、
金づちで割り、あげるくるみのひとかけは
大ごちそうでした。だから
”くるみのなかには なにがある?”
って考えたこともなかった。

胸が熱くなりました。
とても好きです。ぜひ!


#14『ながいながい ねこのおかあさん』
(キューライス/ぶん ヒグチユウコ/え
白泉社)

声を頼りに、こねこは進む。
やさしいおかあさんの体温を感じながら。
面白くてシンプルなのに泣けてきます。
こねこのまなざし、おかあさんのまなざし。
温かい絵本。
母の愛情は、こういうものなのかもしれないな。
おかあさんは長いんだ。

ページを開いたら、可愛いこねこのシールが
入っていて嬉しくなりました。
(大きなシール!)
スーツケースに貼ろう♡