続きの一日一絵本(#421 〜424)

続きの#一日一絵本
3/20〜3/29に読んだ絵本です。


#421『あさになったので まどをあけますよ』
(荒井良二 偕成社)

まどをあけて見えるのは
「ここがすき」と思う景色。愛おしい日常。
繰り返される優しい言葉。
いつかの自分の愛おしい風景にも
つながっている気がします。
静かにそっと。

「ここがすき」って思うのは、
空気感だったり、いくつものことが
重なっての「すき」。
でも、ただひとつだけの理由の「すき」も
あるなぁと。
そんなこと思いながら、何度もページを
めくっています。大好きな絵本。


#422『おつきさまのでんわ』
(ようふ ゆか 教育画劇)

まんげつのよる、おつきさまは でんわを
かけます。リリリリン…。
心にそっとつながるでんわ。
優しい色の優しい絵本。
電話のコードのくるくるが、懐かしくて
あたたかい。ほら、だいじょうぶ。


#423『みつごちゃんとびっくりセーター』
(角野栄子/ 文 西巻かな/ 絵 童心社)

アーちゃん、レーちゃん、マーちゃん。
みんな、さんさい。
ビックリママのセーターを見つけて…。
楽しく心地よい言葉のリズム、
自由なお散歩ににっこり。


#424『ぼく、いいたい ことが あるの』
(ジャン=フランソワ・セネシャル/ 文
岡田千晶/ 絵 小川仁央/ やく
評論社)

おばあちゃんにはもう会えない。
いっぱい考えていっぱい思い出して、
ぼくは。
繊細な心を映す温かな絵。
最後の一行が大好き。


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