蝉も鳴いて、夏らしくなりましたね。
#一日一絵本
7/22〜28に読んだ絵本です。
#113『ねこのジョン』
(なかえよしを/ 作 上野紀子/ 絵
金の星社)
お母さんねこに拾われて、ねこのきょうだいたちと
一緒に育ったジョン。ぼくだけみんなとちがう。
寄りそうリズの愛らしさ。
シーンごとの絵が素敵!
ありのままでいること。その勇気。
#114『ペンギンのおかいもの』
(さかざきちはる WAVE出版)
ペンギン5兄弟で、デパートへ♪
みんな何を買うのかな?
どこにいるかな?
探し絵の楽しみもある絵本。
デパートだもの、なんでもそろってます。
迷子もおやくそく。微笑ましい。
#115『おひさま でるよ』
(齋藤 槙 ほるぷ出版)
”でるよ でるよ
おひさまが もうすぐ でるよ”
まゆげがでたところで、もう、
うれしくなってしまう。
まぶしい ひかりで じんわり じんわり
でてくる おひさま。
見る子の笑顔が見えるよう。
#116『オニのサラリーマン』
(富安陽子/ 文 大島妙子/ 絵
福音館書店)
”わし、オニでんねん。すんまへん。”
第一印象、濃い!笑
じごくで働くオニたちもサラリーマンだったとは!
ぼやき、雑談、仕事っぷり、テンポが良くて
面白い。オニも大変。
#117『かなしみがやってきたら きみは』
(エヴァ・イーランド いとうひろみ/ 訳
ほるぷ出版)
こんな風に、かなしみを擬人化でとらえられたら
子どもだけでなく、大人も楽になるかもしれない。
優しい語り口。裏見返しの絵も好き。
#118『おまつりおばけ』
(くろだかおる/ 作 せなけいこ/ 絵
フレーベル館)
”きょうはおまつりよ。
みんなでいきましょう。”
おばけの子どもたちは大喜び。でも
あやしい ひとに つかまって…!
おばけの表情が可愛い。
カラッと楽しいお話。
#119『くまとやまねこ』
(湯本香樹実/ ぶん 酒井駒子/ え
河出書房新社)
仲良しのことりはもういない。
悲しみの中、ことりとの日々を思いだす、くま。
お別れに必要な時間。やまねことの出会い。
白黒の絵に色づくピンクが印象的。
繊細で優しい物語。
センチメンタルすぎないところが、また
素敵なのです。穏やかな明るさがあって。
くまとことりの『きょうの朝』の話も
とても好き。