一日一絵本(#344〜350)

今月は、電気点検、ガス点検、消防点検。
クローゼットや部屋の片付けをしています。
思いきって手放すと気持ちがいい。
身体も軽く感じます。
コツコツ進めていきたいです。

桜も楽しみ♪

#一日一絵本
3/10〜16に読んだ絵本です。


#344『きいろいかさ』
(リュウ・チェスウ/ 作・絵
シン・ドンイル/ 作曲 BL出版)

雨の日。見下ろす傘の花。
ひとつ、またひとつ。
色がとても美しい絵本。
雨音やメロディーが流れているような。
無音で色を味わいたいような。
透明な気持ちになる絵本。

絵が素敵。文字はありません。
ピアノ曲のオリジナルCD付き。
音楽を聴きながら眺めるのも楽しいです。
こちらは、おしゃべりが聞こえてきそう。


#345『ミーノと あしたへ むかう バス』
(シモーナ・チラオロ/ 作
福本友美子/ 訳 光村教育図書)

独り立ち。長距離バスで出発する子リスのミーノ。
運転手さんや乗客たちと過ごすかけがえのない
時間が心に響きます。ラストも大好き。

砂糖菓子みたいに優しい絵。
おはなしがとても好き。素敵な翻訳。
人との出会いや人生は、こんなふうに、
そのひとときを愛おしみ、抱いたまま、
すれ違っていくものなのかもしれない。
大切な一冊になりました。


#346『さくららら』
(升井純子/ 文 小寺卓矢/ 写真
アリス館)

北海道。4月の雪の中から始まります。
”さくらちゃん”の語り。
鳥がきて、雪がとけて、春がきて。
小さいさくらちゃんの言葉と姿に
泣きそうになる。
素敵だね、”これがわたし”。
ほとばしる桜色。


#347『まだだよ まだだよ』
(村上しいこ/ 文 市居みか/ 絵
講談社)

うめぼしを漬けるおばあちゃん。
梅仕事を見ているわたし。
こうやって作るのね。いつたべられる?
流れる季節とうめぼしの様子。
ふたりで出かけるシーンが好き。
梅干しは春の味。


#348『いつつごうさぎのきっさてん』
(まつお りかこ 岩崎書店)

お店とお家が一緒になったトラック。
今日はいちご畑で開店です。
”いつつごうさぎに おまかせあ〜れ!”
喫茶店もメニューもお家も、
隅々までキュート!
ときめきます。

子どもの頃に出会ったら、もう夢中になりそう。
大人の今だって、見返しの
「いつつご うさぎの おうち+きっさてん」から
テンション上がりました。いつつごうさぎの
5匹の名前をつなげると何になるかや、
ケーキのレシピ、小鳥のピピちゃんの探し絵など、
楽しみがいっぱい。優しいおはなし。


#349『みつけてん』
(ジョン・クラッセン/ 作
長谷川義史/ 訳 クレヨンハウス)

ふたりでぼうしを見つけたカメ。
ぼうしはひとつ。
かぶってみるふたり。
言葉と裏腹なカメの様子にくすくす。
さて…。
”かっこええで。”
ふたりのやり取りがあったかい。


#350『さよならズック』
(飯塚 健/ 作 尾崎智美/ 絵
復刊ドットコム)

”ぼくはズック”
きみと歩いたはじめてのくつ。
明るく優しい色彩で描かれる思い出の日々。
きみと過ごした大切な時間。
ズックの思いがいじらしい。
誇らしげな笑顔が胸に残ります。

好きな台詞がいくつも。
ズックからきみへのお手紙みたいな
絵本です。出合えてうれしい。


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