一日一絵本(#92〜98)

#一日一絵本

7/1〜7に読んだ絵本です。


#92『ぼくはきみで きみはぼく』
(ルース・クラウス/ 文 モーリス・センダック
/ 絵 江國香織/ 訳 偕成社)

子どもたちの言葉は、とりとめなくて、
好きと大切がいっぱいで、無邪気に真剣で、
妙に本質で、くり返しのなか、どこまでも自由。


#93『しろくまちゃんのほっとけーき』
(わかやま けん 森 比左志 わだよしおみ
こぐま社)

かわいい。見るたびに、ほっとけーきの
思い出を連れてきてくれる、しろくまちゃん。
たまご ぽとん。フライパンのぷつぷつ泡。
家族の風景。


#94『こびん』
(松田奈那子 風濤社)

”ぼくは、こびん。
たいせつなものを、あずかったよ。”
雪の降り積もる砂浜、きれいな花の咲く海岸
……つながっている海を旅する小瓶の物語。
中に入っているのは手紙だけではなくて。

一緒に旅をした気持ち。遠く遠く。


#95『もしもし おでんわ』
(松谷みよ子/ ぶん いわさき ちひろ/ え
童心社)

”じりりーん じりりーん”
眠たいモモちゃんにかかってきた、おでんわ。
さて誰かしら?

いわさきちひろさんの絵の色彩、松谷みよ子
さんの言葉、柔らかであたたかい。


#96『どすこいすしずもう
くるまえびぞうの ひみつ』(アンマサコ 講談社)

えびきょうだいたちの会話から始まります。
くるまえびぞう、人気のすしりきしになるには、
こんなひみつが。キャラ設定が楽しい!
勝負も迫力。

 
#97『りすとかえるのあめのたび』
(うえだまこと BL出版)

舟で旅をする約束をしていた、りすとかえる。
”あめのひって すてきだね。
こんな いいひに たびにいけるなんて!”
雨と霧の中。旅はいつだって楽しい。
そこにしかない時間。


#98『みんなのおねがい』
(すとうあさえ/ ぶん おおいじゅんこ/ え
ほるぷ出版)

今日は、七夕。うさぎのうーちゃんは、
笹飾りを作り、おともだちのところへ。
”おねがい、なーに?”
あぁ、このほんわりする愛らしさ。
あなたのお願いは、なーに?