一日一絵本(#71〜77)

#一日一絵本

読みたい本には困らない。
限られた文字数で伝えるのは
とても勉強になっています。

6/10〜16に読んだ絵本です。


#71『うきわねこ』
(蜂飼 耳/ ぶん 牧野千穂/ え ブロンズ新社)

「つぎの まんげつのよるを
たのしみにしていてください」
おじいちゃんから届いた誕生日プレゼント。

パステルのふうわりとした絵とおはなしが
大好き。お気に入りの一文は素敵な余韻。


#72『ぞうくんのあめふりさんぽ』
(なかのひろたか 福音館書店)

”きょうは あめふり。
ぞうくんは ごきげん。”

ユーモラスな絵。やさしい動物たち。
かわいい雨のしずくに注目!
雨の日も友達と一緒なら。
読み聞かせにもぴったり。


#73『バムとケロのおかいもの』
(島田ゆか 文溪堂)

けさのケロちゃんは、ちょっとちがう。
つきに いちどの おかいもののひ だから。

市場のお店にワクワク。お買い物にワクワク。
見るところがいっぱいで…
愉快なバムケロに和む日曜日。

書影は英語版より。


#74『やさいのがっこう
いちごちゃんはやさいなの?』
(なかやみわ 白泉社)

やさい?くだもの?疑問に思う双子のいちご。
くだもののがっこうに転校してみたら。
おおらかで楽しい学び絵本。
大切なのはおいしくなること。


#75『おつきさまこんばんは』
(林明子 福音館書店)

4か月の赤ちゃんに読んだ時のこと。
急に身を乗り出し「アーアーアー」と
おしゃべりが始まって。ママと顔を見合わせて
思わず笑い合ったことがありました。
優しい顔のまんまるおつきさま。

友人から聞いた”子どもはほうれい線が好き”説を
実感。(アンパンマン、きかんしゃトーマス…)
ど、どーした?!何がそんなに?っていう
いきなりのハイテンションが可愛くて、
周りのみんなも一緒に笑った楽しい思い出です。


#76『いつか あなたを わすれても』
(桜木紫乃/ 文 オザワミカ/ 絵 集英社)

多感な年頃の”わたし”とママとおばあちゃん。
気持ちを整理しながら、ゆっくりと進んでゆく。
覚悟を決めた人の凜とした心の静けさ。
大丈夫、と勇気をくれます。


#77『空の絵本』
(長田 弘/ 作 荒井良二/ 絵 講談社)

雨からはじまる”だんだん だんだん”。

雨上がりの空から移りゆく色が素晴らしくて。
見ているはずの景色をすくいとる長田さんの
言葉が素晴らしくて。この空に見惚れます。
眠くなるまでずっと。

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