続きの一日一絵本(#411〜416)

マイペースに続けています。

続きの#一日一絵本
1/8〜2/3に読んだ絵本です。
(正確には、Xにpostした絵本)


#411『みかんのおひさま』
(真珠まりこ ほるぷ出版)

みかんちゃんの登場シーンが可愛くて。
小さな子と声を合わせて楽しみたい場面が
いくつも。
クラフト色とオレンジの色遣いも好き。
みんなそれぞれおひさまなんだと思えます。
元気になれる愛らしさ。


#412『グランパ・グリーンの庭』
(レイン・スミス/ 作 青山 南/ 訳
BL出版)

ひ孫のぼくがたどる、庭師でトピアリー作りの
名人、グリーンおじいちゃんの人生。
緑のページに引き込まれます。
観音開きの前の言葉が好き。
静かにそこにある大きなもの。


#413『いってらっしゃーい いってきまーす』
(神沢利子/ さく 林 明子/ え
福音館書店)

行きはお父さん、帰りはお母さんと。
保育園に通うなおちゃんの一日。
くるくると移る興味、思うこと。
なおちゃんの小さな世界は豊かで眩しい。

なおちゃんの息遣いを感じる台詞、
なおちゃんの背丈で見える景色。
文章も絵も秀逸です。
神沢利子さんと林明子さんのタッグ、
本当に素敵。


#414『きみにおやすみをいうまえに』
(ジョルジョ・ヴォルペ/ 文
パオロ・プロイエッティ/ 絵
ほりぐち みのり/ 訳 工学図書)

柔らかな色。仲良しなキツネとヤマネ、
秋から冬のおはなし。
読み終えて見返しを見ると、
何とも温かな気持ちに。

ほりぐちみのりさんの訳に、
何度もハッとしました。
とてもすてきです。
絵も、ポストカードやクリアホルダーに
してほしい可愛さ。


#415『くんちゃんのだいりょこう』
(ドロシー・マリノ 石井桃子/ 訳
岩波書店)

ああ、冬の空の色だ、と思う空色。

「ぼくも みなみのくにへ いっていい?」と、
くんちゃん。
ひたむきさが愛らしい。
無心な子どもの集中力。笑顔になれます。

実物は、この書影より明るい空色です。
裏表紙も見返しもかわいくて、
嬉しくなりました。


#416『ともだちのなまえ』
(内田麟太郎/ 作 はしもと みお/ 彫刻・絵
教育画劇)

ひとりぼっちのイグアナ。
ある日、カモメがおちてきて…。
なんと表情豊かな目。
ともだちができて、初めて知る気持ち。
イグアナの思いが胸に溢れて、
心に深く届きます。


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