続きの一日一絵本(#394〜400)

遡って書いています。

続きの#一日一絵本
7/9〜8/16に読んだ絵本です。


#394『星をつるよる』
(キム・サングン/ 文・絵 すんみ/ 訳
パイ・インターナショナル)

眠れないよる、ひかりを見上げて
声をかけたら…。夜のしじまの中、
ゆったりと、楽しさと優しさに包まれる
おはなし。うさぎさんは母のよう。
安心できるケットのよう。


#395『がちょうのペチューニア』
(ロジャー・デュボワザン/ 作
まつおか きょうこ/ 訳 冨山房)

本を見つけたペチューニア。
かしこくなったつもりで、みんなの相談に
乗りますが…。音楽を感じる絵。
松岡さんの楽しい文章。
ラストの台詞が大好き。

見返しも色使いも可愛いです。
作者さんは、織物のデザインをしていたそう。
ペチューニアシリーズ、他のも読んでみたく
なりました。


#396『ポストがぽつん』
(北川チハル/ 文 小池アミイゴ/ 絵
アリス館)

眠っていたポスト。あるひ気づけば海の中。
魚たちの、小鳥たちのお手紙は。
オノマトペが心地よい絵本。
みんなの表情が優しい。
お手紙は気持ちのやり取り。
届けるポストが愛おしい。


#397『あすは きっと』
(ドリス・シュワーリン/ 文
カレン・ガンダーシーマー/ 絵
木島 始/ 訳 童話館出版)

作者が、2才の孫のために書いた作品なのだそう。
優しい語りかけ。小さな子にあてたものだけど、
泣きそうになる。元気がでる。
琴線に触れる言葉。


#398『14ひきのせんたく』
(いわむら かずお 童心社)

全ページに広がる、この涼しげな緑色。
あつい あつい 夏の日の、水の冷たさ。
谷川での洗濯の、なんと楽しく
気持ちよさそうなこと!
お日さまも風も感じる、夏の空気いっぱいな
絵本。文章も好き。


#399『HOME(ホーム)』
(林廉恩/ 作 一青窈/ 訳 工学図書)

おうちに帰るうれしさ。
おうちへ帰れるうれしさ。
少ない言葉が、ぽつんと心に残ります。
あぁ、そうだねって、人生を思ったりします。
素朴なコラージュがあたたかい。
思いを巡らせる余白。


#400『じっちょりんのなつのいちにち』
(かとう あじゅ 文溪堂)

ちいさなちいさな、じっちょりん。
どんぐりの帽子のたねかばん。
じっちょりんを知ってから、
道端の草花がより愛おしくなりました。
ほおずきのオレンジ。花火。夏の草花。


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