一日一絵本(#176〜182)

#一日一絵本
9月も毎日読めました。
見てくださって、ありがとうございます。
10月も、ゆるりとお付き合いいただけたら
嬉しいです。

日本児童文学学校は、先日修了式でした。
提出した作品にいただいた(初めての!)
講評がうれしくて、10回くらい読み返した
私です。
素敵な先輩方&同期に出会えました♪

9/23〜29に読んだ絵本です。


#176『きつねのかみさま』
(あまんきみこ/ 作 酒井駒子/ 絵 ポプラ社)

なわとびのひもを公園に忘れたりえちゃん。
弟と探しに行くと……。
こぎつねたちとのやりとり、文章も絵も素敵。
そして私には、この姉弟が自分と弟に見えて
しかたないのです。


#177『お月さまってどんなあじ?』
(ミヒャエル・グレイニェク いずみちほこ/ 訳
セーラー出版)

”ほんのひとくち、たべてみたいね”
決心したのは小さなカメ。その上にゾウが
乗って、次々乗って……届く?届かない?
ドキドキ。ラストも好き。


#178『おじさんのかさ』
(佐野洋子 講談社)

お気に入りの大事なかさだから……
ささない。
その徹底ぶりについくすくす。
そんなおじさんの心を動かしたのは?
雨の日の楽しい音。雨だから聞ける音。
いつもと違うことをしてみて気づく、
新しい楽しみ。


#179『ぱったんして』
(松田奈那子 KADOKAWA)

まるや、せんなど、きれいな色がのった
ページ。”ねえ ぱったん して”
すると現れるのは……♪
思うよりずっと豊かな表情で
ぱっと広がる色。魔法みたい。
混ざった色の美しさ。
心にもぱっと広がっていく。


#180『ラチとらいおん』
(マレーク・ベロニカ
とくながやすもと/ やく 福音館書店)

よわむしのラチのところにやってきた、
あかい らいおん。
”ぼくが つよくしてやるよ”
登場から、このらいおんにやられました。
動きも顔つきも最後の手紙も好き。


#181『ねむねむ こうさぎ』
(麦田あつこ/ 文 森山標子/ 絵
ブロンズ新社)

こうさぎの寝息、寝かしつけ、
なんて愛らしく優しいオノマトペ。
背景色も柔らかなトーン。
とろんとなって一緒に眠りに落ちそう。
でもかわいくて何度も見てしまうのです。


#182『ママのたんじょうび!』
(刀根里衣 小学館)

ひよこたちは、ママへのプレゼントを
探しにでかけます。
それは、キラキラひかるもの。
”きっと ママも よろこぶよ!”
光と風を感じる、澄んだ色彩の絵が素敵。
キラキラはどこにあるかしら。

Twitter @airimikaで
毎朝ツイートしています。