続きの一日一絵本(#404〜407)

続きの#一日一絵本
10/23〜11/10に読んだ絵本です。


#404『ティーカップ』
(レベッカ・ヤング/ 文 マット・オットリー/ 絵
さくま ゆみこ/ 訳 化学同人)

故郷で暮らせなくなった男の子。
ティーカップの中には。
大切なものを抱えて進む。
”ふとしたきっかけ”は、涙にも光にもなる。
広がる空と海。静かな思い。

涙が出ました。母のことを思ったり、
自分の思いを重ねたりして。
ラストの絵があたたかいです。


#405『ぼくのじゃがいも』
(ジョシュ・レイシー/ 作 モモコ・アベ/ 絵
みやさか ひろみ/ 訳 こぐま社)

ペットがほしいアルバートに
パパがくれたのは、じゃがいも。でも…。
わかる、愛着がわく気持ち。
微笑ましいふたり。
ちょっと意外な展開です。


#406『ゆめわたげ』
(クリス・サンダース/ 作 糸畑くみ/ 訳
工学図書)

”ねがいを かなえる ゆめわたげ”
ウサギくんは思います。
何をお願いしたらいいんだろう?
ともだちに聞きに行くと…。
言葉が躍る語り出しにワクワクしました。
優しさが溶け合う物語。


#407『みんな みんな おやすみなさい』
(いまむら あしこ/ ぶん
にしざか ひろみ/ え あすなろ書房)

おつきさまがのぼって、
眠くなるこひつじたち、ふくろうたち、
こうさぎたち…。
柔らかそうな手触りと温もり。
寝息の聞こえる穏やかな夜。

見返しの愛らしさ。
絵がたまらなくかわいいです。
幸せな、おやすみなさいの絵本。
優しい色遣いも好き。夜空も。


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